窓をそっと開ける。
外の空気で私の体が冷える。
どうやら今の様子は、フィナーレを迎えるにあたって企画委員が何かを言ってるみたいだ。
そして数分くらい肘をついて、つまらない感じにしていると。
先生たちが火を持ってやってきた。
4人の先生が松明に近づく。
「点灯!!!」
誰かの合図で先生たちは火をつけた。
火がどんどん上がるとともに、生徒の歓声も上がる。
この火のせいで…友広君は死んじゃったんだ。
…!!
ダメだ、何考えてるんだ自分。
思わず考えてしまったことに背ける。
火を見たくなくて、黒板の方を見た。
立ち上がって、少しだけウロウロする。
そんな時だった。
パリーーーン!!