さて、私はどうしたらいいんだ?



何も出来ないぞ?

ゲームとか持ってきてないし、ケータイ鞄の中だし。




そんな時、綺麗な金色の光りがブワッと立ち込めた。






……





……







「……どなた?」


悠「うっす、藍乃」



「……いや、だから誰よ」



悠「まさか、記憶喪失に……?!」




「……ぷっくくッくくくくぐふっ……ぎゃああはははは!!」



悠「……え?」


「ひーっひーっぎゃああはっははは……!」






私は、ひとしきり笑ってから言った。



「ふぅ……悠馬でしょ?忘れるわけないじゃん」






悠「はぁ?!てめ、久しぶりに会ったからって俺で遊びやがって!!」