~ 7,上野家  ~

美緒は前の家に向かったが、途中で前の家がわからなくなった。
「どうしよう…。迷った。ここは…。カンでこっち。」と言って右に行った。
右に曲がって歩いていくと…。
「あっ前の家だ。ヤッタネ!」
ドンピシャ!ついたようだ。
ガチャ…。普通にドアが開いた。
「おじゃまします…。」
「オォォォォ広い…。」美緒はおどろいた。
目の前には大きな階段がある。右にも左にも階段がある。
真ん中の階段の上には大きな絵がある。今にも、絵の中に吸い込まれそうだ。
美緒はまず真ん中の階段に向かった。
「わぁ絵すごいなっ」
美緒は絵に見とれている。
「わぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ズテッ 美緒は絵に見とれていたため、転んでしまった。
「痛い…。」
美緒が起き上がろうとしたとき、
ポチッ
「わぁなんか押しちゃった!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ……
「なっなにが起きたの?あれ?絵が…。」
絵が割れていっている。
「えっ?ウソ?」
絵が割れて中に通路ができた。
「これは…秘密の通路?」