中学校一年生

『わー!やばい!髪の毛ボサボサ』
茶髪の髪の毛がアフロになっていた(笑)
制服を4.5回折り曲げてルーズを履いてクロックス登校!うぇい!

入学しょっぱなから学校いくきあるのかって顔で見つめる弟の蓮。


『ちゃんとお弁当もった?忘れもんない?』と心配そうな目で見つめるママ。

私は小学校二年生のときに離婚して、シングルマザーのママと弟の蓮との三人ぐらしだ。

『うん!もってるよ!
いってくるね!』

と勢いよくドアを開けると、隣の家の幼馴染のケンタが家の前に立っていた。
『おはよう。さ、いくか』
小学校のときから親同士も仲良くて毎日一緒にいってたこともあり、中学校でもそのくせで一緒に行くことになったみたいだ(笑)
ケンタは、小学校のとき赤毛だったのに黒毛になっててびっくり!(◎_◎;)

『なあ、永遠はさ好きな人おらへんのー?』とケンタ。
『んー、おらへーん(笑)
ま、中学校なったら一瞬で彼氏できるけどな⁈』
って笑いながら中学校の校門に入った。



先生だれやろ~ってケンタと言いながら下駄箱に行って、式のはぢまり。

あまり、評判のいい中学校ではなくて、相変わらず校長のありきたりな話なんぞ聞く耳を持たない。

そのくだらない話が終わりみんな下校した。