そんな楽しい日々はあっという
間に過ぎて行った。


飛んで…
小5 、冬。


『寒い寒いー‼』
と学校にくるなり
ストーブの周りに
みんな集合。

あたたまりたいばかりに
男女構わず、ぎゅんぎゅんづめ。



お昼になり。
みんなは外で遊んでいます。

教室には数人のクラスメイト。

その中に、私と夏目。

いつものように
ストーブから離れない2人。

黒板の前にあるストーブの前に

床に座り込みストーブに
手をかざしながらたわいもない会話。


『俺 、iPodにめっちゃ曲はいってんだよねー。』

『えー。私ももってるよ!iPod‼』

『へぇー、何曲入ってる?』

『んーとね、300曲かな♪』

『俺、500曲‼(*´σー`)ドヤッ』

『そんな変わらんし‼』

『はぁー?変わるし‼』

とかゆー、幼稚な会話。

なんともない会話。

日常的な会話。

今となったら大切な宝物。