黒山くんの声はあまりにも大きくて、 はっきり言って図書室の迷惑。 声を出すのもめんどくさくなり、 私は素早く生徒手帳を取り出し、ペンで書き、黒山くんにバッと見せる。 【見張らなくても結構!!心配してることなら大丈夫です。キスの事は言いふらしません!なので、帰って!!それから、静かに!!】 「…ゴメンって」