そういうと社長は、霧澤さんの肩に手を置く。

「えっ!?霧澤さんの?」


「あ?どうゆうことだ?」

私と霧澤さんから出た疑問を、大層嬉しそうに受け止める社長。


「結希!!」

「はっ、はい!」

「ガールズコレクションのオファー決まったぞ」


ガールズコレクション!!

それはモデルの憧れ、一流のファッションショーなのだ!!

ややバラエティー路線に、足を踏み入れかけていた私には、願ってもない大仕事だ!!


「ホントですか!?やった~♪♪♪」


大喜びの私を、笑顔で祝福してくれるマスターに綾辺さん、そして社長。


その笑顔のまま、社長がとんでもない言葉を放つ・・・