やや強引に開けられたカフェの扉・・・

と、同時に聞き慣れた声・・・


「よぉ、結希と琉樹いるんだろ?邪魔するぜ」



そう、いい放ち、当たり前のように閉店後の店内に入ってくる私の事務所の斎王社長。

「しゃ・・・社長!?どうされたんですか?」


ややにやつきながら、徐々に従兄弟である桐澤さんと距離をつめる社長。



「いや、仕事の話だ。コイツ込みの♪」