「・・・つ~かさぁ、毎回毎回せっかくのデートなら、よそでやりゃぁいいデショ?」


完全に呆れ顔のマスター。

「別にデートじゃねぇ。それにコイツが週刊誌に載らねぇようにする最善の策だろうが」




ここは、閉店後のカフェ『ステイシー』。

今では、夜な夜なみんなで集まる場となってあた。


あれからの私と霧澤さんの関係といえば・・・

ちょっとしたメル友・・・みたいな・・・


私が送るメールに、霧澤さんが返事をくれて、終わり・・・みたいな。




「マスター、いつもごめんなさい。お仕事、もう終わりなのに・・・」