「霧澤さんと斎王社長が、従兄弟!?」

ホントに、予想もしていなかった返答であった。

「ああ、ウケるだろ?
俺たち、以外に似てるトコあるんだぜ♪」


ネタばらしにルンルンの社長とは真逆、霧澤さんはこの上ない屈辱といった感じであった。


似てるトコ?考えたことない・・・
霧澤さんと社長が似てるなんて・・・

でも考えてみれば、二人とも超がつくくらいの美形で、それに似合わず・・・


「美形で、それに似合わず口が悪いだろ?」


また、私の心を見透かしたように、マスターが、話した。


「あっ・・・はぃ・・・」

私は、下を向いた。