「瀬口の奴に聞いたんだ。おまえが最近この辺りをウロチョロしてるとゆってたんでな?まさかとは、思ったが・・・くくくっ・・・」


そう、瀬口さんは優秀すぎるマネージャー。

社長は絶対的な存在なのだ。
私も、別に口止めしてないし。


でも、社長の勘は鋭すぎる!!


「そろそろ、話してあげれば?結希ちゃん、頭パンク状態みたいだし?」


マスターが、見かねて助け船を出してくれた。

すると、沈黙を貫いていた霧澤さんが口を開く。




「俺とそいつ・・・従兄弟だ・・・」


「えっ・・・??」