結希の退室後・・・


受話器を手に取る、斎王の姿。

「あぁ、俺だ。瀬口、ちょっと聞きたいことがあるんだが・・・」

相手は結希のマネージャーの瀬口だった。


「そぅ、そ~ゆ~事か・・・」


斎王は話ながら、微笑を浮かべた。