「結希チャン、お疲れ様☆」

カフェに着くと、笑顔で迎えてくれるマスター。


私は、いつもの席に着いた。


「はい、これスペシャルパフェ☆感想きかせてね」

「うわ~~!可愛い!美味しそう!」


期待していただけに、思わず歓声をあげてしまった。

「いただきます!」

私は、てっぺんに乗っている星形のクッキーから頂いた。

「う~~ん!!」

満足げな私をみて、マスターが話しかけてきた。


「今日は撮影だったでしょ?一生懸命頑張ったから、ご褒美パフェを用意しろと指示があったんだよねぇ~」

うんうんと腕を組み、何かを思い出すかのように話すマスター。