マスターとの楽しい話や、おいしいパンケーキに時刻はすっかり18時を回っていた。



店内は、一時のピークも過ぎ、落ち着きを取り戻していた。



カランコロン



そこにスーツを着た、黒髪で眼鏡、いかにも仕事の出来そうな長身の一人の男性が入ってきた。



「おっ、綾辺がおでましと言うことは??」


マスターがその男性に話かける。