それをよそに霧澤さんは、


「これ、外さねえと」


そういって、頭はさっきの質問でいっぱいの私の巻いていたタオルを剥ぎ取った。


「・・・っ、返し」


慌てて後ろを振り返ると、そのまま霧澤さんに唇を奪われる。


「んっ・・・」


すぐに唇は離れたが、あらわとなった胸に手が回る。


!!

霧澤さんの動きに、敏感に反応してしまう。


だめっ、これ以上したら、のぼせちゃうよ。



「霧澤さんっ、のぼせちゃうから、だめっ」