「霧澤さんの事、嫌いになんてなるはずないです!」


こんな素敵な人、いないよ。

だから色々、悩んでしまって・・・


「ごめんなさい・・・。それと・・・」


壁際に責められた状態から、霧澤さんに手を伸ばす。


「もうバカな事しません!ずっと一緒にいたいです!」


「・・・・」


あれっ?返答がない。

私がバカな事しすぎて、呆れた?


すると、


「明日の予定は?」


予想外な返答。


「えっ・・と、お昼からラジオの収録です」