「この店って、アイドルお忍びの店なの?
安堂!アンタ、仲良さそうじゃない?
・・・って、まさか・・・」


アイドルにまで手、出してんの!?

と、いわんばかりの神崎有紗の反応・・・。


「いやいや、結希ちゃん好きだけど、オレじゃないのよっ」

「アンタじゃなきゃ、じゃあ綾辺くん!?」


パッと、綾辺さんの方を向いて話す。


「僕も結希さん大好きですけど、違います」


「じゃあ・・・」


そういって、隣に座る残りの一人をみた時、


「いつまで突っ立ってんだ?座れ」


そう私に話かける、最愛の人。