その口付けは深く、長く・・・


私はされるがまま、耐えるしかなかった。


やっと唇が離れ・・・


『安心したか?妬くな、バーカ』


優しく頭を撫で、ニカッと笑う仁くん。


そして、やっとカットが入る。


現場はわぁっと湧き、仁くんに称賛の嵐。


「よかったよ!がっちり視聴者掴んだんじゃない?」


「ドキドキしたわっ」


ホントにドキドキしたよ・・・


まだドキドキしてるしっ。