「勝手に入ってごめんなさい!!でも、もう今しかないんです!」


勢いよく話し出した私に、彼は『何が今しかないんだと』いいたげな表情を向ける。


「私、あなたをずっと待ってたんです!
もう一度会いたくて!!あのっ・・・
ひ、一目惚れしちゃって・・・」

そこまで勢いで言葉を続けると・・・



「結希ちゃん・・・!」

っと、マスターが心配そうな顔つきで部屋の扉を開けた。