霧澤さんを部屋に招き入れるが、いまいち反応がおかしい。


もしかして・・・・
別れ話・・・?


「わっ私!絶対霧澤さんから離れませんよ!」

切り出される前に、なんとか押しきれ!!

焦りまくっている私をよそに、霧澤さんは一瞬目を見開き、軽くため息をつく。


「何いってんだ?まず鏡でもみてこい」

鏡??

そして、気づく。

「っ!」


私、パックやりっ放しでした。

だから、私をみて微妙な顔してたんだ。
何事かと思うよね。


「ちょっと待っててくださいっ」


慌てて、パックを外しに向かう。