霧澤さんだ!

『少し時間あるか?』

あります!
即答の送信メール。


ドラマが始まったら、いつ会えるかわからないし。

少しでも、霧澤さんを充電したいもん。



ささっと部屋を片付けて、霧澤さんを待つ。


以外に早くチャイムが鳴り響く。


「はぁーい」


もう時間も遅いから、少し小さめの声で扉を開ける。


「・・・」

霧澤さんは私を見るなり、なぜか微妙な顔。


「?」


えっ!?なになに!?