キンチョーするっ!!


私の部屋に、霧澤さんがいてると思うと、自分の部屋じゃないくらいキンチョーする!


震える手でなんとかコーヒーを作り終え、霧澤さんの元に向かった。

二人がけのソファーに座るのも、
なんだか・・・

私は、下のラグに座った。


「おい」


「はっ、はい!」

変に大きな声で返事してしまう。


「隣に座れば、いいだろ?」

うぅ・・・

キンチョーするから、下に座ったのに。


でもっ!!


「お邪魔しますっ」


私は、大胆にも隣に座り直した。