女の子三人は、早速女風呂へと向かった。


結構新しい造りだし、アメニティも充実しているようだ。


裸になるのを恥ずかしそうにしている千春ちゃんの隣で、あたしとサエちゃんは堂々と服を脱ぎ、先に行ってるねーと言って、浴室へと入っていった。


サエちゃんと身体を洗ったりしていると、ようやく千春ちゃんがあたしの隣に座った。


「うわー、すずちゃん。スタイル良いねー」


千春ちゃんが鏡越しにあたしをまじまじと見ている。


「ホントだ。胸も程よいサイズで形が綺麗だしー」


サエちゃんもあたしの身体をじっくりと観察している。


あのー…。


むっちゃ恥ずかしいんですけど…。


「そ、そういう千春ちゃんこそ!ウエストすごいくびれじゃん」


引き締まってて、すごくカッコイイ。


ふと、千春ちゃんの足に視線を移すと、太ももからひざの部分に何やら違和感が…。


「ね、ねぇ。千春ちゃん。その足どうしたの?」


気になって、思わず問いかけると。


「あー…。これ?実は陸上でケガしちゃって…」


「えー!そうなの?それでこんなに跡が残っちゃったの?」


千春ちゃんがうんと頷く。