見たこともない番号。
えー…、誰だろう?
知らない番号には出ない主義だけど、今日は何となく通話ボタンを押した。
「…はい」
恐る恐る出てみると。
『すず?』
え…?この声って!
「隆治?
どうしたの?この番号」
誰かの携帯でも借りたのかな?
『これ、俺の携帯の番号だから』
「うそっ、マジ?」
ついに手に入れちゃったわけ?
『もうすぐ学校が始まるだろ?
心配だし、持っててくれって母親に言われて。
それにまぁ遠距離だし、あった方がいいだろ?
無料通話はやっぱ助かるし、メールだって出来るしさ』
「ホントにー?もうっ、すごい嬉しいんだけどー」
公衆電話のあるコンビニまで家から遠いって言ってたし、そこまで毎晩歩いて行ってるっていうのがちょっと気になってたんだよね。
そのくせ、あまり長い時間は話せなかったしね…。
えー…、誰だろう?
知らない番号には出ない主義だけど、今日は何となく通話ボタンを押した。
「…はい」
恐る恐る出てみると。
『すず?』
え…?この声って!
「隆治?
どうしたの?この番号」
誰かの携帯でも借りたのかな?
『これ、俺の携帯の番号だから』
「うそっ、マジ?」
ついに手に入れちゃったわけ?
『もうすぐ学校が始まるだろ?
心配だし、持っててくれって母親に言われて。
それにまぁ遠距離だし、あった方がいいだろ?
無料通話はやっぱ助かるし、メールだって出来るしさ』
「ホントにー?もうっ、すごい嬉しいんだけどー」
公衆電話のあるコンビニまで家から遠いって言ってたし、そこまで毎晩歩いて行ってるっていうのがちょっと気になってたんだよね。
そのくせ、あまり長い時間は話せなかったしね…。