その反応を見て満足したらしい時雨はにっこり笑って






時「おいで。」






と手招きした







とてとてと近寄ってけば







ふわっと抱きしめ頭を撫で始めた







時「本当に嫌ならちゃんと言えよ?気なんか遣うな。誰も莉緒を嫌いになったりしないから。」







と優しく言い聞かせるように言った







莉「うん。」







と答えれば







時「飯行くか。」







と手を引き歩き出した