顔を見られないようにぎゅっと時雨のシャツを握る







時「やけに甘えるね?」
莉「なっ!ちがっ.....あ。」





つい上を向いてしまい







時「真っ赤.......」






と言いニヤリと弧を描く口







時「へぇー......期待させやがって.......バカ。」






莉緒が悪い






と言ったと思えば







莉「.......んん!?..............ふぁ、しっ.........ぐれ、んぁ..........だ、め...........っっ........」







熱いし頭がぐらぐらする







何これ........








莉「........っはぁ、........はぁ.....何、するのっ........!?」







突然口を塞がれやっと唇を離した時雨







キッと睨めば







時「それ、効果ないから。」







と耳元で囁いた







莉「やっ........」






あたしからこんな声が出るなんて