まるで母親が子供に言い聞かすように言った彼







その後、後ろからぎゅっと抱きしめてくる







淹「ま、俺は莉緒っちが気付いても抱きつくけどねー。」







気付くねぇー







ま、気長に待とうじゃないか








その時やらを







莉「でも淹折の匂い好きだけどなー。なんか落ち着く。」
淹「へへっ。ありがとー♡」






って照れる彼にキュンとしてしまったのは内緒








それから直ぐに時雨たちに引き剥がされて






淹「なんだよー。兄妹仲良くしてたのにー。けちっ!」







なんて不貞腐れる彼は弟に見えます、はい







彼の言う兄妹に意味があったのをあたしは気づくことはなかった








そして修学旅行の朝を迎えた