間に合ったー。と胸を撫で下ろす彪
莉「何すんの。邪魔しないで。」
彪でさえもそのあたしの言葉に驚いたようだ
そして纏わせたオーラをスッと変えた
彪「傷付けてどうする。それはこいつらと同じじゃないか?」
だけどあたしは動じない
周りの人はさっと後退していく
あーあ広がったら由嘉里たちが来ちゃうじゃん
莉「彪には関係ないでしょ?あ、教師だからか。じゃあさ、教えてよ?集団に立ち向かえる術を教えてよ?喧嘩?言葉?何?ねぇ、あたしがされる時は誰も止めないのになんで今は止めるの?ねぇ、何で?嘘つき。守るとか簡単にいいやがって。何が傷付けるなよ。ふざけんな!どれもこれも綺麗事なんだよ!この嘘つき共がっ!」
何がいけなかった?
父親がいないのはいけないこと?
親が行事に来ないのはいけないこと?
ねぇ、教えてよ
あたしの何がいけないのかを