それはまるで昔のあたしを見ているようで






どんどん心が冷え切っていく







そしてあたしは無になった






周りなんて見えない







見えるのは目の前の敵のみ







莉「ねぇ、離してよ。その子離してよ?」
「は?また来たの?あの時は先生が居たけど今日は1人なのね?わざわざそんなこと言いに来たの?」








莉「だったら?」
「ほんとムカつく女ね。1人じゃ何もできないくせに。やれるならやってみなさいよ。あんたにこいつを守れるわけ?」









莉「やってみようか?クスッ」







そして胸ポケットに刺していたシャーペンを手に取る