「オフカルス…?いや、俺が居るのはシードゥルサだけど…マチェリラ?」
シードゥルサ、初めて聞く国の名前をマチェリラは呟いた。
名前は違う、でも間違いではないと否定しきれない自分の感覚が危険信号を送り続けている。
貴未の横で茫然とマチェリラを見る日向に視線を合わせた。
まだ微弱の火の力を持つ人物、圭もマチェリラも彼の力の存在や精霊の存在には気付いているのだ。
見て見ぬフリをしていたが、こうなると見過ごせない。
日向がここに、貴未の横に立ち行動を共にする理由を考えなくてはいけないのだ。
「じゃあ貴方は…。」
突然様子を変えたマチェリラは間違いなく日向に向けて呟いた。
問題ないと思っていたことはそうではなかった、見る目が少しずつ変わり日向もそれを感じて不安に駆られる。
「こいつは最近までヒの国にいたんだ。なあ、どうしたんだ?マチェリラ?」
貴未の声は聞こえていても残らなかった。
マチェリラの頭の中での自問自答は終わらない、何がどうなっているのか、マチェリラも決めかねていたのだ。
「二人に聞くわ。」
シードゥルサ、初めて聞く国の名前をマチェリラは呟いた。
名前は違う、でも間違いではないと否定しきれない自分の感覚が危険信号を送り続けている。
貴未の横で茫然とマチェリラを見る日向に視線を合わせた。
まだ微弱の火の力を持つ人物、圭もマチェリラも彼の力の存在や精霊の存在には気付いているのだ。
見て見ぬフリをしていたが、こうなると見過ごせない。
日向がここに、貴未の横に立ち行動を共にする理由を考えなくてはいけないのだ。
「じゃあ貴方は…。」
突然様子を変えたマチェリラは間違いなく日向に向けて呟いた。
問題ないと思っていたことはそうではなかった、見る目が少しずつ変わり日向もそれを感じて不安に駆られる。
「こいつは最近までヒの国にいたんだ。なあ、どうしたんだ?マチェリラ?」
貴未の声は聞こえていても残らなかった。
マチェリラの頭の中での自問自答は終わらない、何がどうなっているのか、マチェリラも決めかねていたのだ。
「二人に聞くわ。」