「先パイッ!!」
「は────…なんだよ。」
「好きです!付き合ってください!!」
「…またソレ。」
「ソレです!!」
「無理って言ったよな。」
「でも好きなんです!!」
「…チッ。しつこい。ウザい。消えろ。」
「そんな冷たいこと言わないでください~…」
そして、あえなく玉砕。
それでも毎日、先輩に告白し続けた。
「わたしが毎日告白して、先輩にわたしがどれだけ本気かを知ってもらいます!!」
…そう、豪語したのだから。
先輩は笑って、
「じゃあ、やってみろよ。」
といった。
なんだか、わたしのことを信じてないみたいでとても悲しかった。
だから、意地でも毎日告白してやる!!
みててよね、先輩。
わたしは、本気なんだから!