あーーいーーるーー!起きなさぁぁい!

「ぬぁ!」
そこには母が立っていて、掛け布団を奪われた私はまだ、現実と夢の区別がついていなかった。

「なっ、名前...」

「何を言ってんのよ?母親の名前も忘れる程イイ夢だったのー?まったく!」


(はい...それはとても...)

「も、もう朝かぁぁぁー!んー!何か寝た感じしないよー!」

なんだか少女漫画みたいな夢だったなぁ。名前聞けなかったし、。

「早く用意しちゃいなさい!」

「はーい。」