キラキラの海に見惚れていると、背後から私を呼ぶ声がした。

(あいるー!ここにいたんだね!探したよ...)

そこにいたのは、見知らぬ美形の男の子。誰だろう...?私を知ってる?

夢の中の私は振り向くと、彼の側に向かった。それにしてもキレイな子だなぁ。

整った顔に、日焼けしていて、髪の毛もサラサラの黒髪...

(あいる?ほらっ、やっと2人になれたんだからさ、俺の話聞いてくれるかな?)

夢の中で頷く私。

(ずっとここに連れて来たかったんだ!俺の気に入ってる秘密の場所!ここで言うって決めてたんだよなあー)

何を言うつもりなんだろう?聞きたいのに、声が出ない!夢の中だから仕方ない...とりあえず、話を聞こう...

(俺さ、ずっと探してた!んで.......あー‼︎‼︎照れるな、やっぱ!)

何なの!気になるよ!ゆっくり寝れないっばぁ!....私寝てるんだ...って、探してた?

(あいるの事、ずっと好きだった!やっと会えた!これってすごい事じゃね?やっと、あいるがここに来てくれたんだもんな...)


えっ?ちょっと待って...
こんなキレイな男の子に告白されるとか夢の中だからだ、うん。でもさっきから探してた、とかやっと来てくれた?ってなんだろ?