桜並木の下で出会ったね。
僕と君の出会いは「 運命 」なんて洒落たもんじゃなくて、ただの「 偶然 」で、
それでもやっぱり、君と出会ったのは
「 奇跡 」で、
そう言ったら「 矛盾してる 」って、笑った君。

今でも、覚えている君の事
僕の思い出の君、輝いてる。
君は、僕の思い出の中ずっと成長しないよね。

「 君が成長したらこうなるかな? 」
なんて思って、付き合ってすぐに振られて…
自業自得なのに、傷ついたふりして、
そんなバカな事して大人になった…。
そして、気づいた。
僕がずっと好きだったのは、君だったよ…。


気がついてから、桜の木1人で見て、涙溢れて、
桜の木の下ずっと2人、そう信じて疑わなかったあの頃
1番大切な人、いなくなったのは、自分のせい。
人のせいにして、可哀相な人ぶってた…。
1番大切な人、傷つけて「 悲劇のヒロイン 」ぶってた。
ケンカしたらすぐに謝って、そうやって生きてきたから、
君がいなくなって、子供みたいにわめいて、人に迷惑かけてたあの頃。


気がついてから、桜の木1人で見て、涙溢れて、
そして前に進んで行く…。