「「…」」



帰るとするか…



「羅夢、帰ったらなにする?」



「寝る」




「だよな、俺も思ってたとこ」






家にいてもなにもすることないからなぁ


──ドンッ



「いったぁー。なんだよ誰ぇ?!」



「チッ、こっちも痛いんだけど」


二人ともぶつかって尻もちをついた



緋瀀はぶつからず羅夢がぶつかっていた



「なにぃ?普通謝るもんでしょぉ?そんなこともわかんないのぉ?!あんた!」



「ウザい。貴様がぶつかったんだろ。貴様が謝るのが普通だろが」





と、イライラしながら羅夢は言い相手の胸ぐらをつかんだ