どーして、海斗君いきなりあんなこと・・・
私は、いつか言われるんじゃないかって思っていた
だって、最近冷たかったんだもん。
原因探してたけどやっぱり最後までわかんなかったよ。
彼女失格だよね・・・。
絶対これから忘れれないと思う・・・海斗君のこと。
だって、あんなひどい振られ方したのに、まだ好きなんだもん
バカみたいとか自分で思っちゃうよね。
でも、今でも、あの時と変わらず好きなの。

*From海斗*
おれは手紙を書いた。もちろんまりんに。
あとは、俊。ゆずきちゃんに。
もし、俺が死んじゃったらまりんは誰かと幸せになるんだろうな・・・
本当はそんなのやだ。ずっと俺が守っていきたい。
俺はひどい振りかたをした。だから誤解だとそうゆう手紙を書きたい。
あとはこれからも幸せにとかあとは・・・
手術まで時間はある。それまでに完成させとかないと。
母さんに手紙を渡そう。
俊。ゆずきちゃん。そしてまりんに渡してって。
たぶん俊は来てくれる。手術の日。
そのときに渡してもらおう。
手術まであと1週間…

*Fromまりん*
はぁぁぁぁぁぁ。
「ゆず!ちょっと俊と2人で話したいことあるんだけどいい?」
「とんないでよ??」
冗談っぽく言われた。だから笑って
「とるわけないでしょ?」
といった。
思いついた。私は走って俊のところまで行こうとした。
走っている途中にゆずが後ろから「あとで何話したかおしえろよー!」
と叫んでいた。でも私は早く俊の所に行って聞きたいことがあった。

俊がいた。
ハァハァしながら俊の近くまで行った。
「俊聞きたいこと・・・あるんだけど・・・」
「ん?」

「海斗君何あったの?前ゆずと3人で話してたとき悩んでたよね?何かを。海斗君のことなんじゃないの?教えて。お願い。海斗君に何言われたか知らないけど教えて。最近海斗君学校来てないみたいだし気になる・・・。バカだけどまだ海斗君の事すき。振られてるけどまだ好き。だから海斗君と会いたい。教えて?」
と長々言ってしまった。しかも学校で。
みんなの目線が怖いけど、今はそんなこと言ってられない。

「やっぱり、ちょっとは気づいてたんだね。まりんも海斗も、同じこといってるよ。『まだ好きなんだ。』ってね?じゃー今は学校だし。メールで簡潔に話すよ。正直にね。でも海斗には、俺から聞いたって言わないでね?殺されちゃうからね。」

やっぱり、なんかあったんだ。はやく学校終わって欲しい。
「わかった。」といって自分の教室までまたダッシュした。
自分のいえについたら俊からもうメールが来てた。

≪海斗ね、病気になったんだ。いきなりね。それでまりんの事悲しませたくないって言って別れを告げたんだよ。あいつねあと4日で手術なんだ。それでまりんには言うなっっていわれてんんさ。じゃあ聞きたいことは明日ゆっくり聞くからね。じゃあね≫

これを読み終わった途端涙がでてきた。
私だけ辛かったわけじゃないんだな。