*From海斗*
『あぁ・・・もうクリスマスになっちまったよ』
『まりんにはもう言ったのか?』
『まだだ・・・』
そうやって俊とメールしていた。
時間だから、途中でメールをやめて待ち合わせ場所に行った。

あ…もうまりんいる。近づくたびにきこえる歌。
…まりんの歌声初めてきくかも。
「歌聞こえてますよ?まりん」
と言ったらまりんはとてもびっくりしていた。
まりんはいっつも表情をコロコロ変えて百面相みたいだ…
一緒に居てあきないんだよな。
でも、いつ言うべきかな…
今日までには言わないと。
そう考えているうちにもうご飯も食べ終わっていた。
2人になる時間がきた

「いきなり、2人になっちゃうと緊張するね?」
ほんとに緊張している表情だ。
俺も緊張している。どうやってまりんに告げようか。
よし…今言おう。
「なぁ…まりん…俺達、もう終わりにしよ。別れよ…。」

*Fromまりん*
固まってしまった。
いきなりそんなこと言われたって・・・
「え…?なんで?」
「もう、だめだ。ごめん」
「え?よくわからないよ…。ごめん帰る。」
ただただ涙を流しながら帰った。

*From海斗*
最高のクリスマスにしようと考えてくれていた彼女に
最低な事をしてしまった。
ほんとに最低だ。俺は・・・

でも、俺は死ぬまでまりんを想い続ける。
絶対に・・・。