「はーいっ!!罹夢、急いでぇー!あたしまで華恋に怒られるぅー!!」


「分かったぁ」


のっそりのっそり・・・

お弁当を片付ける罹夢。



「んもぉー!!!!!」


あたしは、罹夢の手からお弁当を取り上げた。


「何するのよぉー」


罹夢がブツブツ訴えているのをムシして、超・特急で片付ける。



「ほら、いくよっ!」



罹夢を振り返って言った。



「はぁーい」



「早くしなさいよっ!!」



「ごめんなさーぁい!!」



ガタガタと屋上から、3階へ行く階段を下りていく罹夢と、華恋。



「もぉー!罹夢も、華恋も追いて行かないでぇー」