「何!?何があったの?」


もう、1分でも1秒でも早く聞きたくて


「早く、早くぅー」


とにかく急かす。


「あっ…いや…ごめん。上がって」

急いでスリッパを2足出してくれて、罹夢と私はそのスリッパで家の中に入る。



デイジーの甘い香りがフワッと香る。
わぁ、華恋の匂いだ。