「桜希っ!大きい3番の①、答えてみろ」



眉をしかめながら言う八木先生。



「あっ…えっとぉ」


華恋に助けを求める。


しかし…


「フッ……」


軽く鼻で私を笑って、イタズラする子みたい…ムカつく


『唐揚げの仕返し』


華恋は確かに口パクでそう言った。


あぁ、こうなるなら唐揚げなんて食べなきゃ良かった…


お腹の辺りを触りながら後悔をしてみるも、もう遅い。