俺は、周りを見渡す。
…そういや、ここは倉庫か?
溜まり場とかか?
龍「…なんか、そんな理由があったとか、全然想像つかなかったわ。」
ポツ、ポツ、と呟く。
でも、その声が神に聞こえたらすごいことになるだろうな。
…
アイツ、同情とかが一番嫌いだから。
愛「仲間傷つけられたけど、なんか憎めねえというか、…助けてやりたい。」
美「アタシも、そう思った。」
透「だよな、神が一人で抱え込むとか、絶対おかしいよ!」
「…お前ら、アイツに殺されかけたんだろ?…」
アイツは、人の気持ちなんて考えずに殺すし、
そんな助けられる奴じゃない。
組織だって裏にあるんじゃねえか?
それに、俺のような魂の行くべき場所がなくなる。
そうなると、大変なことになる。