そしたら奏人くんが

「迷ってんのかよ…俺たち親友だろ?仲は壊れたりしない!」


と言うと優太はボールを手から離した……
そのボールはキレイにゴールに入った。

入ったと同時に私は走り出していた。


「えっ夢依?」

と優太は焦っている。だって私は走ってそのまま優太に抱きついたんだもん。周りの人達が叫んでいたり、冷やかしたりしている。だけど私は関係なく抱きついている。だって好きなんだもん♪


「優太大好きっ!」

と言ったら優太は顔を赤くした。

「先に言うなよ……俺も夢依が大好きだっ!!」


そう言うと優太は私を離した。

「みんなー、夢依は俺のだからな!!とるんじゃねーぞー!!」

って言って私の肩を抱き寄せた。