だって持って帰るなんてそんなことっ……!



「あ、そっか、舞依ちゃん女子大か……それで男慣れしてないのか」



「あぁ……まぁそうですけど……」



「じゃあ俺と付き合おうよ」



え?



あ、響さん起きてたのかな。



「響、酔ってんなら黙ってなよ」



「なにがなんでも俺の彼女にする!」



な、なんか宣言された……



「呑みすぎ」



絢斗さんにチョップされた響さんは再び私の肩に撃沈した。



「こいつ普段は酒癖いいんだけどね、舞依ちゃんがいて呑みすぎたみたい」