でもせっかく舞依が急いでくれたのもあるし、早く出よう。



ネックレスをたたんであるジャージの上に乗せて、少し急ぎの風呂。



すぐに風呂から出てみると、キッチンで舞依がお茶を入れていた。



「あれっ?早かったね」



「んー、急いでみた」



「テレビ見ながら寝るでしょ?あとこれ、寝る前に飲むといいらしいよ」



「ん、ありがと」



おぉ……なんかいいにおいする。




「ハーブティーだよ」



「へぇ……」



確かにこれもいいにおいするけど、多分いいにおいは舞依からする。