なぜか疑問系。



「よっ、しゃぁぁぁ!」



「響うるさい」



「あっ、俺 峰岸響って言います」



名前は雰囲気でわかります。



「響って呼んでね」



「私 南川舞依」



「よろしくーー!」



私の手を両手で握ってブンブン振り回す響さん。



「響、どっか行こ、俺腹減った」



「おう!」



やっと解放された私は梨絵のもとに戻った。



「お疲れさま」



にこっと笑って肩をポンポンと叩く梨絵。



かわいい……



「私たちはもう帰っていいのかな?」