ピピピピ……バン! うるさいアラームを叩いて止めて、ガンガンする頭をポンポン叩く。 「あーーー……呑みすぎたのかな」 ベッドから降りようと、足を下ろす。 ドスンッ 「いった……」 そのまま落下。 ……なんで? 立ち上がってまわりを見渡すといつもと違う部屋。 ベッドに寝転んだまま不思議そうに私を見上げてる響。 …………そっか、響と同棲はじめたんだったね。 「大丈夫?なんの音?」 「ちょっとベッドから落ちた、大丈夫」