そう微笑んで見せた小泉。

「芽依は幸せだな。あんたみたいな親友がいて。」

「そうね。芽依は幸せだわ。こんな人が傍にいたら、悲しまずに済むから・・・。」

「あ、親父さんの事知ってるんだ。」

「うん。芽依が半泣き状態になってまで教えてくれた。」

じゃあ。そう言いながら小泉は帰って行った。