俺の事、考えてくれたんだって思うと幸せな気持ちになる。


「私も……好き。

勝手に離れてくなんて許さないんだからね……っ」


そして、見つめ合ってキスをする。


帰り際に出来なかった分のキスも

補うようにキスをした。



「電話もさ、メールも毎日するからね」


「うん、」


「寂しくなったら、好きって言う

それでも足りなかったら会いに行くから……」


「頑張りすぎだ、バカ」


仁菜を包みこんで耳元で言う。


「寂しくなったら寂しいって言え

そしたら俺がすぐにとんでいく」


どんなことでも乗り越える。


この愛しい彼女を大切にしたいと思ったから



きっと俺たちなら出来るよな?