【仁菜side】
私は、教室から出て急いで誠くんのいる保健室に向かった。
ガラガラっと勢いよく開けると、
そこには眠っている誠くんがいて
保健の先生はいない。
誠くんは大丈夫なんだろうか……。
ゆっくりと近付いて、彼の寝ているベットの前に座りこむと
誠くんはゆっくり呼吸をしていた。
良かった……。
彼は生まれつき、持病があるらしく
私と付き合っている時も何度か無理をして倒れていた。
持病があることを話したのは私だけだって言ってたから
他に助けてくれる人がいないと心配で……。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…