そう言われても、仕方ない。

今回は本当に高村に迷惑かけたから、

高村ファンの人に何言われても覚悟しなくちゃ


すると、


「女の子なんだから、そんな事言うのは良くないよ」


優しく、その女の子に言う高村。


「そうだよねっ!ごめん高村くん!」


もしかして……助けてくれた?

なんて思ったけど、気のせいか。

それは都合よく取り過ぎだ。


私はそのまま、高村の分のノートも取り、

昼休みもすぐに屋上に向かった。


「授業のノートは?」


「これ」